イタリアの料理雑誌を日本語で読む
ステファノ・ボニッリ監修『アッロスト&コー』
Arrossti, brasati, spezzatini & co.
出版社:GIUNT
2011年版、19×22.5p、159ページ
価格:¥5,800(税込・送料込) お取り寄せ
Arrossti, brasati, spezzatini & co.
出版社:GIUNT
2011年版、19×22.5p、159ページ
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ガンベロ・ロッソの創業者で、22年間に渡って月刊誌の編集長を努めた
ステファノ・ボニッリ監修の“クチナーレ・インシエメ”シリーズの本。
イタリアの家庭料理をリチェッタ、食材、食文化など、様々な分野から丁寧に解説した20冊のシリーズ。
この本ではイタリアの家庭料理の肉料理にスポットを当てた。
60年代まで、イタリア人の28%は肉を全く食べず、27.5%は1週間に1度しか食べなかった。
70年代の好景気が、イタリアに肉好きという新しい現象を生み出した。
この現象に後戻りはなく、これ以来、パスタ好きのイタリア人は、ビステッカやブラザートの美味しさに目覚めたのだった。
しかし、歴史が短いせいか、イタリアの新しい肉料理にスポットを当てた良本は、あまりない。
子牛肉の煮込み、ボッリート、グーラッシュ、アッバッキオ、カッチャトーラ、内臓料理など、
イタリア料理のルーツである貧しい庶民料理から、豚肉の中華風照り焼きまで、
現代のイタリアの肉料理(白肉を除く)を、やや小ぶりの本にぎゅっと濃縮した1冊。
読ませる内容が豊富なので、写真が少ない印象はあるが
解説は信頼でき、料理はどれも基本的なものばかり。
ステファノ・ボニッリ監修の“クチナーレ・インシエメ”シリーズの本。
イタリアの家庭料理をリチェッタ、食材、食文化など、様々な分野から丁寧に解説した20冊のシリーズ。
この本ではイタリアの家庭料理の肉料理にスポットを当てた。
60年代まで、イタリア人の28%は肉を全く食べず、27.5%は1週間に1度しか食べなかった。
70年代の好景気が、イタリアに肉好きという新しい現象を生み出した。
この現象に後戻りはなく、これ以来、パスタ好きのイタリア人は、ビステッカやブラザートの美味しさに目覚めたのだった。
しかし、歴史が短いせいか、イタリアの新しい肉料理にスポットを当てた良本は、あまりない。
子牛肉の煮込み、ボッリート、グーラッシュ、アッバッキオ、カッチャトーラ、内臓料理など、
イタリア料理のルーツである貧しい庶民料理から、豚肉の中華風照り焼きまで、
現代のイタリアの肉料理(白肉を除く)を、やや小ぶりの本にぎゅっと濃縮した1冊。
読ませる内容が豊富なので、写真が少ない印象はあるが
解説は信頼でき、料理はどれも基本的なものばかり。